拳銃自殺! 盗難クレジットカードで給油しようとした男

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6日午後、長崎県佐世保市内のガソリンスタンドで、盗難届けの出ていたクレジットカードでガソリン代を支払おうとした男が発覚を恐れて逃走。1時間ほど逃げ回った末に拳銃自殺を図るという事件が起きた。男は頭を撃ち抜いてほぼ即死の状態だった。

長崎県警・早岐署の調べによると、事件が起きたのは6日の午後1時15分ごろだという。佐世保市南風崎町にあるガソリンスタンドから「盗難届けの出ているクレジットカードで代金を支払おうとしている男がいる」という内容の110番通報が寄せられた。男は店員が警察に通報したことを察知し、そのままガソリンスタンドからクルマで逃走。連絡を受けた早岐署では特別検問を実施するなどして逃げた男の行方を捜した。

最初の通報から1時間後の午後2時20分ごろ、男が乗っていたクルマを佐世保市大塔町の交差点付近で発見。警察が周辺を捜索したところ、近くの自動車販売会社駐車場で、男が頭から血を流して倒れているのを見つけた。男は病院に運ばれたがすでに死亡していた。

男の近くには拳銃1丁が落ちており、現場の状況から男が拳銃自殺を図ったものとみられている。男は身元を示すようなものを身に着けておらず、警察ではこの男がどのようにして盗難カードや拳銃を入手したかなどを含め、今後も捜査を続けていく方針。

《石田真一》

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