GM(ゼネラルモーターズ)は、2月の米国の販売実績を発表した。乗用車・商用車を合計した総販売台数は前年同月比19%減の33万3572台と大幅に落ち込んだ。乗用車は同16%減の14万4618台で、商用車が同21%減の18万8954台だった。
GMでは、大量のインセンティブ(販売奨励金)を投じて販売を促進した。しかし、米国の新車販売は、景気にかげりが出ていることやイラクへの武力行使を前に、全体的に落ち込んでいる。とくに、ガソリン料金が高騰していることから、GMのピックアップトラックなど、大排気量で燃費の良くないクルマの需要が低迷した。