バイクを盗もうとした2人組、追跡してきた男性をメッタ刺し

自動車 社会 社会

3日夜、大阪市北区の路上で、バイクを盗もうとした不審な2人組の男に声を掛けた男性が襲撃され、千枚通しのようなもので数カ所を刺されて重傷を負うという事件が起きた。警察では悪質な強盗傷害容疑と断定。逃げた2人組の行方を追っている。

大阪府警・天満署の調べによると、事件が起きたのは3日の午後9時5分ごろだという。大阪市北区同心1丁目付近の路上で、近くの会社に勤務する26歳の男性が自分のバイクに取り付けた盗難防止装置のアラームが鳴り響いていることに気づき、慌てて外に飛び出した。その際、バイクの近くにいた2人組の若い男が逃げだしたため、一緒に飛び出した同僚に110番通報を頼み、この男性1人が追跡を開始した。

男性は2人組に追いつき、うち1人を取り押さえようとしたが、その際にバッグのようなもので頭を殴られて転倒。もう1人の男が千枚通しのようなもので男性をメッタ刺しにした。男性は腹部や背中など7カ所を刺される重傷を負った。

警察では悪質な強盗傷害事件と断定。現場から逃走した2人組の行方を追っている。2人組は身長170cmぐらい。共に20歳前後で、髪は茶色だったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース