【新聞ウォッチ】三菱『コルト』、エンジンをダイムラー製にチェンジ

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年2月19日付

●神戸製鋼、米欧2社と特殊鋼板を共同開発、自動車軽量化に新技術(読売・8面)

●警視庁、不正車検の疑いで捜査、「関東検査部」など18カ所(読売・39面)

●スズキ・川崎重工、二輪車の開発、設計から共同、第一弾はモトクロス型(朝日・11面)

●環境省「温暖化防止か」VS経済界「環境税阻止か」議論が白熱(毎日・9面)

●目で見る経済、これが5万円台バイクだ、性能以外はでっかく削減(東京・9面)

●インディカー・最終合同テストでロジャー安川(ダラーラ・ホンダ)4位(東京・25面)

●個人タクシー値下げ合戦、でんでん虫とちょうちん対決(産経・11面)

●上海汽車グループ、乗用車を海外生産、イランに工場(日経・9面)

●伊フィアット自動車部門の資本増強(日経・9面)

●三菱自動車「コルト」国内生産車にダイムラーエンジン採用へ(日経・11面)

●外環状道路整備、住民アンケートで56%賛成(日経・35面)

ひとくちコメント

三菱自動車が人気車種『コルト』のエンジンを2005年をメドに日本製からドイツ製に切り替えると、きょうの日経が取り上げている。筆頭株主の独ダイムラークライスラーと共同建設する独のエンジン工場から調達することで、コスト削減を進める狙いだという。

三菱が国産車で海外メーカー製のエンジンを採用するのは初のケースだそうだが、これまで、三菱車には自社開発の「GDI」エンジンが大半を占めていた。だが、GDIは加速などの性能には優れている半面、環境対応やコスト高という悩みを抱えているため、今回の新型コルトには採用されなかったという経緯がある。

言うまでもなくエンジンはクルマの心臓部。それまでが外国製ブランドとなると、国産車と輸入車の定義がわかりにくくなってきた。

《福田俊之》

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