圧雪で止まれず!? 大型トレーラーが警察車両に衝突

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17日午後、北海道千歳市内の道央自動車道・下り線で、事故処理中の警察車両に大型トレーラーが追突した。この事故で警察官1人が重傷、別の警察官を含む3人が軽傷を負った。トレーラー運転手の前方不注意が事故の原因とみられる。

北海道警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは17日の午後2時45分ごろだったという。千歳市平和の道央(北海道縦貫)自動車道・下り線で、北海道警の高速隊員が乗用車の単独事故の処理を行っていたところ、後方から走ってきた大型トレーラーが追い越し車線上に停止していた警察や日本道路公団の事故処理車両など3台に次々と衝突。クルマの前方で事故処理に当たっていた高速隊員1人が押し出されたクルマに弾き飛ばされてろっ骨を折る重傷。事故処理車の中にいた別の高速隊員と、公団のパトロールカー内に乗っていた事故の関係者2人、合計3人が軽傷を負った。

警察では、大型トレーラーを運転していた35歳の男の前方不注意が事故原因とみて、男を業務上過失傷害と道路交通法違反(前方不注意)の容疑で現行犯逮捕している。

現場付近では当時吹雪となっており、路面も圧雪状態で滑りやすかった。

《石田真一》

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