小規模なモーターショーと化した今年のインターナショナルキャンピング&RVショーだが、ホンダは今月下旬の発表が噂されている最高級SUV『MDX』を会場に持ち込んでいる。
会場に展示されていたのは右ハンドル仕様で、フェンダーには北米仕様には付いていない補助ミラーも取り付け、「これが国内仕様車だ」としか言いようがないモデル。車内に装備されていたカーナビのスイッチも日本語表記となっている。
会場説明員は「現段階では今春に発売を予定している」とだけ強調、発売時期は明言しなかった。展示されたモデルについても「あくまでも試作車です」と言い切った。
いっぽう、国内販売価格が北米での価格とほぼ同等になるなら、『NSX』に次いで高価格をマークするクルマになる。説明員はこれについて「仮想敵はベンツやBMWで出している似たようなクルマですから、全く不安はありません。売れると思いますよ」と自信満々だった。