日産の2002年実績---13年ぶりに主要指標がそろってプラス

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日産の2002年実績---13年ぶりに主要指標がそろってプラス
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日産自動車が27日発表した2002年の生産・販売・輸出実績は、国内生産、海外生産、国内販売、輸出の全指標がプラスになった。これら主要指標がそろってプラスになったのは、1989年以来、13年ぶりのこと。

国内生産は前の年にくらべ9.6%増の139万2439台になり5年ぶりに増加した。国内向けに新型『マーチ』同『エルグランド』を投入したほか、北米向けの『G35』(日本名『スカイライン』)、『350Z』(同:フェアレディZ)などの輸出が好調だった。北米以外の地域に向けた『エクストレイル』やピックアップの輸出も好調だった。輸出は前年比20.8%増の67万2671台で、4年ぶりに増加した。

海外生産は、米国が前年にくらべ25.6%増の40万9806台となり、全体を牽引した。米国生産は2年ぶりの増加となったもので中級セダン『アルティマ』の販売が好調だったことによるもの。海外生産は同6.5%増の129万7856台で2年ぶりに増加した。

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《編集部》

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