8日ポールリカールで全チームの戦陣を切ってニューマシン発表会を行ったパナソニック・トヨタ・レーシング。オベ・アンダーソンは「2003年は常にポイント争いを繰り広げるようなチャレンジをしたい」と、会場で述べた。
「野心的な目標ではあるが、もはや新人ではない以上、高い目標を掲げる必要がある。それが世界第3位の自動車メーカーとして皆から期待されていることであり、そのゴール達成に向けて最大限の努力をしていきたい」
またリジェ、プロスト、マクラーレン、BARとF1で8年のキャリアを持つベテランドライバー、オリビエ・パニスは、「パナソニック・トヨタ・レーシングに加わることが出来、本当に感動している。全ての基本要素がチームの予選順位を大きくジャンプアップさせる可能性を秘めている。でも具体的な進歩については、ニューマシンをテストしてからじゃないとコメントできない。さらにライバルと比較して自分たちの位置を知るのはメルボルンまで待たないとね」と語った。
トヨタでは9日から同サーキットでニューマシンのテストを行う。またこの日、新テストドライバーとしてリカルド・ゾンタが加入することが合わせて発表された。ゾンタは1999年、2000年とBARからF1に参戦していた。