気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2002年12月25日付
●新日本石油、硫黄分規制値の10分の1、新ガソリン開発へ(読売・8面)
●日本経団連「奥田ビジョン」で、州制度の導入、環境立国実現(読売・8面)
●11月の国内自動車販売、ホンダと三菱減る(朝日・8面)
●奥田会長「小泉内閣50点」具体的議論で実績(毎日・11面)
●日本のディーゼル車、市場巻き返し躍起、欧州など経済性で人気(産経・9面)
●年末年始の高速道、上りは2-4日に集中、下り線は分散傾向(産経・23面)
●自動車大手5社、11月の国内生産、前年上回る(日経・15面)
●二輪車各社、国内で再攻勢、店舗相を拡充、低価格スクーター(日経・15面)
ひとくちコメント
クリスマスイブ、東京・丸の内を彩る「東京ミレナリオ」の14万個の電球が一斉に点灯、大晦日までは午後9時まで、元日は朝3時まで鮮やかなイルミネーションが楽しめるという。きょうの各紙にも1面で光りの「回廊」のカラー写真を大きく掲載しているが、2002年の年の瀬もいよいよ大詰め。
そこで気になる年末年始の交通渋滞だが、きょうの産経などが、日本道路公団東京管理局がまとめた年末から新年7日までの渋滞予測を取り上げている。それによると、関東甲信越地方の高速道路では、Uターンの上り線は1月2−4日に集中、帰省などによる下り線の渋滞は目立ったピークはなく、分散傾向になる見込みという。
中央道では、上り線が1月2日に小仏トンネル付近を先頭に最大35kmの渋滞を予測、通常25分で通過できるところ、約1時間45分もかかる見通し。渋滞でもイライラせず、安全運転で余裕のあるドライブを楽しんでもらいたいものである。