いすゞ自動車は、中型トラックの『フォワード』のPM(ディーゼル微粒子)排出量を大幅に低減するととともに、スムーサーF(クラッチの無いマニュアル・トランスミッション)の標準化拡大による経済性の向上、スピードリミッタ−(速度抑制装置)の車両総重量8トン以上車への標準装備などの改良を図り、24日から発売した。
無加給エンジン搭載車にPMキャタコンバータ(酸化触媒)を標準装備した。これにより、排ガス中のPM値が0.18g/kWh未満となり、新短期排ガス規制値の数値目標を達成した。標準装備とすることで、後付による費用負担も軽減した。
ターボチャージャー付エンジン「6HK1」型は、エンジン単体でPM値0.18g/kWh未満を達成した。これによってフォワードシリーズ全車で低PM化を実現した。
価格はアルミウイングボディ、ショートキャブの4トンクラスが759万2000円。