中国自動車工業協会の関係筋が明らかにした中国国内での乗用車の新車販売台数が今年1〜11月末までに102万台となり、初めて年間100万台を超えた模様だ。
11月までの102万台は前年同期と比較して55.4%増と急増しており、年間では110万台近くになる見通しだ。
中国では本格的なモータリゼーションの波が来るとの読みから、日欧米の自動車メーカー各社が市場参入しており、10月からはトヨタも現地生産をスタートしている。現在の自動車市場の伸びはVWなどの大手が相次いで新型車の現地生産を開始しているためだ。
中国の自動車販売はトラック中心だったのが、乗用車中心になりはじめており、近い将来に日本の市場規模を抜くのが確実視されている。