今シーズン限りでF1ドライバーを引退した元トヨタのミカ・サロ。2003年のプランはまだ明らかになっていないサロだが、パナソニック・トヨタとの関係が終了した今ではほっとしていると語る。
「トヨタとの冒険が終了し、今は心からホッとしている。ものすごくハードだったし、それに対する見返りがなかった。もちろん、仕事に対する賃金はもらっているよ。しかしそれは僕の望む見返りではない。僕は結果が欲しかったんだ」
「正直に言って、今シーズンは良くも悪くもない一年だった。でもシーズン開幕戦でポイントフィニッシュできたことは素晴らしいかったね。一番がっかりしたことは、チーム内の政治だよ」とミカ・サロ。
2001年の1年間を準備に費やし、トヨタのF1デビューに貢献したサロだけに、突然の解雇には悔しさをにじませていた。