2億5000万円の経済的損失、78カ所の信号機設置でゼロになるって本当?

神奈川県警は14日、昨年新たに信号機を設置した78カ所の交差点で確実に事故が減少したという実態を明らかにした。その抑止効果は8割を超えており、信号機の設置が安全に寄与することが改めて証明された。

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神奈川県警は14日、昨年新たに信号機を設置した78カ所の交差点で確実に事故が減少したという実態を明らかにした。その抑止効果は8割を超えており、信号機の設置が安全に寄与することが改めて証明された。

これは神奈川県警が昨年新設した91カ所の信号機のうち、道路新設に伴って設置した13カ所を除く78カ所で比較を行ったもの。いずれの地点も信号設置前6カ月の事故数と、設置後の事故数を比較した。

その結果、設置前には78交差点で348件も起きていた事故が、設置後は60件に減少した。内訳は人身事故110件が設置後は31件に(死亡事故5件は0件に)。物損事故238件が同29件と激減している。減少率はなんと82.8%で、神奈川県警が同様の統計を取り始めて以来、最も大きな減少率を記録している。日本損害保険協会などがまとめた平均的な事故損害額(人身360万円、物損87万円)を使って算定した場合、信号機の設置前には約2億5000万円の経済的損失があったが、設置後はこれが無くなったことにもなる。

信号の設置によって減少したのが、クルマ対クルマの事故。信号機によって交通が整理されたことで、出会い頭の事故がほとんど無くなったことが大きいという。
《石田真一》

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