【株価】悪材料のダブルパンチ---ホンダが1年ぶりの4000円台割れ

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【株価】悪材料のダブルパンチ---ホンダが1年ぶりの4000円台割れ
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先週末の米国株安、円高の進行を嫌気し、全体相場は3日続落。平均株価は一時10月10日に付けたバブル崩壊後の最安値を更新した。

自動車株も全面安。円相場が約2カ月ぶりの1ドル=119円台に進行し、大手鉄鋼各社は約5年ぶりに自動車用鋼板の値上げへ。自動車各社にとっては、モロに採算悪化につながるダブルパンチというところだ。

中でも、業績を下方修正したホンダの下げがきつい。一時昨年10月以来約1年ぶりに4000円台を割り込み、終値でも前週末比210円安の4100円と3日続落。日産自動車は14円安の914円と4日続落し、トヨタ自動車も70円安の3070円と続落。好業績路線に変調を来しかねないだけに、見切売りが先行している。三菱自動車工業は13カ月ぶりに新型小型車『コルト』を発表したが、株価は18円安の231円と無視された格好だ。

《山口邦夫》

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