反則金を納めない悪質ドライバーに大分県警が激怒---逮捕して実名を公表

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大分県警は31日、交通違反を起こしながら反則金を納付せず、再三行ってきた出頭要請も拒んできた反則者5人を道路交通法違反(反則金不納付)の疑いで30日午後までに全員を逮捕していたことを明らかにした。県警では「反則金を振り込んできたドライバーとの公平化を図るため」と説明している。

大分県警によると、今回の逮捕は大分市内在住者が対象となったもので、大分中央署、大分東署、大分南署の3警察署が主導となって行った。いずれの容疑者も交通反則キップが交付された翌日から7日以内に反則金の仮納付をせず、交通反則通告書を受けた翌日から10日間の本納付期間も無視。刑事裁判手続きに移行後も裁判所からの呼び出しに応じなかったという。

違反内容は速度違反が2件、通行帯違反、踏切一時不停止、一時不停止が各1件。年代別では20歳代、30歳代、40歳代が各1名、50歳代が2名となっている。

大分県警では反則金を納めず、出頭要請にも応じない悪質なドライバーの摘発を年末まで徹底していく方針で、今回の摘発は10月16日に続いて2回目。大分県内の報道機関に対しては実名公表を行うように要請するなどしており、今後は他地域でも積極的に摘発を行っていくとしている。

《石田真一》

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