事故処理中、自分に向かって大型トラックが…。交通整理の警官重体

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21日未明、大阪府枚方市の国道で事故処理をしていたパトカーに後続の大型トラックが衝突。交通整理をしていた警官が停車していた別のトラックとパトカーの間に挟まれて重体となり、他の3人も重軽傷を負った。警察では追突したトラックを運転していた46歳の運転手の前方不注意が事故の原因とみている。

大阪府警の調べによると、事故が起きたのは21日の午前3時40分ごろで、大阪府枚方市菊丘町の国道1号線交差点で新聞配送用トラックと乗用車の出会い頭の事故がまず発生。これの処理に行っていた枚方警察署の警察官らに、後方から走ってきた大型トラックがそのまま突っ込んできたという。

この事故によって、現場後方で交通整理を行っていた35歳の巡査部長が追突によって押し出された別のトラックとパトカーの間に身体を挟まれ、内臓を損傷する重体。パトカーの後方に止まっていた新聞積替え用トラックの運転手が自分の乗ってきたトラックにはねられて重傷。パトカーの中で事情聴取を行っていた45歳の巡査部長と、最初の事故を起こした乗用車のドライバーの2人が軽傷を負った。

警察では追突した大型トラックを運転していた46歳の男が前方をよく見ていなかったことが事故の原因として、この男を業務上過失致傷容疑で緊急逮捕している。

現場は立体交差を降りてすぐの地点で、見通しは悪くないという。

《石田真一》

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