アゼスト『AutoPC CADIAS』には、あらかじめインターネットブラウザ、メーラーやスケジューラーなどのアプリケーションが組み込まれている。いずれも自社による開発ではなく、サードパーティが開発した優秀なソフトをチョイスしたものだ。OSに汎用性の高い『Windows CE for Automotive』を採用したことで、ハードメーカーが機器に合ったものを自由にチョイスできるようになった。
これについてクラリオンの皆川昭一・技術開発本部長は「CADIASにはWindows CE for Automotiveに対応するソフトしか使えません。厳密に言うとPocketPC用のWindows CEと、CADIASに使うWindows CE for Automotiveでは異なる点も多い。動く可能性もあるとは思うが、機器が故障したり、その操作が原因で事故につながっても責任は負えない」と説明する。