マツダは、機能統合モジュールを北米で初めて展開すると発表した。米国のフォードとの合弁工場AAIで、来月中旬から量産予定のマツダ『6』(日本名『アテンザ』)に導入する。
このモジュールは、従来のサブアッセンブリモジュールを進化させた先進的な機能統合モジュールで、防府工場で生産しているアテンザや新型『デミオ』には採用している。
これらのモジュールには、部品を組み付ける基材(モジュールキャリア)に、マツダが開発した高強度を実現するガラス長繊維強化ポリプロピレンの新素材と高強度を実現するガラス繊維複合材のい射出成形法を実現した。
これを米国で展開することで、グローバルなモジュール技術の共通展開で商品力、コスト競争力を強化できるほか、現地サプライヤーからの高強度プラスチック素材及びモジュールキャリア調達による物流改善によるコスト削減が図れる。
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