【新聞ウォッチ】リップルウッド、オギハラ買収白紙に、あの人はどうなる!?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年9月24日付

●NKK、川崎製鉄27日経営統合「利益重視で徹底合理化」(読売・11面)

●日本エコカードライビングコンテスト、来月2日開催(読売・15面)

●東京ゲームショウ22日閉幕、関心は従来ソフト(産経・9面)

●郵政公社設立委員会の委員長に奥田碩氏就任へ(毎日・9面)

●カバヤ工業、曙ブレーキなど自動車部品メーカー、北米で市販部品拡充(日経・9面)

●元F1ドライバーの片山右京さん、エベレストへきょう登頂開始(日経・38面)

ひとくちコメント

2週連続の3連休で拍子抜けしたが、きょうの各紙もトップの記事が「民主党代表選挙で鳩山由紀夫代表が3選された」ことを報じるなど、どこも生彩を欠く紙面である。しかも、自動車関連の記事はほとんど見当たらない。そこで、先週末から気になる記事をチェックしてみると、やはりトヨタの話題が目立っていた。

日経が21日朝刊で「英国工場で生産している欧州専用の中級セダンを2003年から日本に輸入する」と報じたほか、22日朝刊でも「ディーゼルエンジンの工場をポーランドに新設する」と取り上げた。さらに、朝日は23日朝刊で「トヨタグループが、イランで天然ガスから低公害軽油を生産する事業に参入する方針を固めた」などの記事を掲載している。

トヨタ以外では「米投資会社のリップルウッド・ホールディングが進めていた自動車金型最大手のオギハラの買収交渉が白紙に戻った」と日経(21日朝刊)が報じているが、元ホンダ副社長の入交昭一郎氏を社長に迎える計画も浮上していただけに、オギハラ関連の続報が興味深い。

《福田俊之》

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