福岡市は9日、低公害車を対象とした市営駐車場の料金優遇を10月1日から開始することを明らかにした。ハイブリッド車やCNG車、電気自動車などが対象で、最初の1時間を無料とする。
これは低公害車の普及を目的に全国の政令指定都市としては初めて行われるもの。対象となるのはハイブリッド車やCNG車、電気自動車。市の環境局に事前申請して交付を受ける優待証明か、車検証を提示することで市営の5駐車場(市庁舎、博多駅、築港、川端、大橋)の最初の1時間が無料になる。実際には提示した段階で1時間の無料チケットを受け取ることができ、これを出庫時に使って精算する仕組み。
1台あたりの利用回数制限も無く、低公害車であれば指定された市営駐車場を無料で使える。個人というより、ちょっとした外回りもこなせる時間ということで、法人の利用を促進したいという考えのようだ。
期間は10月1日から来年9月30日までの1年間を予定しているが、利用が多い場合には延長することも視野に入れている。
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