機械産業記念事業財団(TEPIA)は5日、次世代自動車とIT家電をテーマに、展示内容を変えながら約1年間に渡って紹介する『TEPIA第15回展示〜次世代カーとITホーム』という常設展示会を同日から開始した。来年7月25日までの間、東京・外苑前のTEPIAプラザで行われる。入場は無料。
TEPIAは経済産業省の外郭団体で、これまでにも産業技術について様々な展示を行ってきている。今回は次世代自動車とIT家電をテーマに、会期を3回に分けて約1年間開催する。第一期は12月13日まで行われ、新しい自動車の技術と産業などについてクローズアップしている。
会場にはコンセプトカー(スズキ『Covie』)が展示されるほか、燃料電池の駆動を実演する模型。ETCレーンの通過を疑似体験できるシミュレーターなどが展示されており、いくつかの展示物は実際に体験することも可能だ。
次世代の自動車技術が常設展示の形で紹介されるということは今までになく、会場も比較的ゆったりとしているので、こうした技術を学びたい学生にはぴったりだろう。また、今後はテーマに沿ったシンポジウムの開催も予定されている。
入場は無料だが、日曜日は休館しているので注意。見学者の人数が多い場合はサイト上から事前予約すると専用の説明員をつけてくれる。