【新聞ウォッチ】いすゞ、野球はパワー全開、最後の東京ドームで「有終の初V」

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年9月4日付

○都市対抗野球、いすゞ(藤沢市)有終の初V、ホンダ熊本(大津町) 敗れる(毎日・1面、スポーツ、社会面に関連記事)

○ビッグスクーター、ヤマハ発動機など販売好調、運転しやすくデザイン洗練、(読売・11面)

○三菱自動車、有害物質を25%削減の「パジェロミニ」を改良発売(読売・11面)

○自動車総連会長表明、個別賃金方式へ春闘要求転換も! (朝日・10面)

○ドライブスルー中国に上陸、北京でケンタッキー・フライド・チキン導入(朝日・11面)

○プジョー・ジャパン、主力モデル307シリーズに「SW」と「Break」を追加発売 (東京・9面)

○日経平均、19年ぶり安値、バブル崩壊後の安値を更新、日米景気に懸念 (日経・1面)

○奥田碩・日本経団連会長ら求める「ペイオフ延期論強まる」 (日経・1面)

○低価格ミニバン、アジア市場開拓、ダイハツ、インドネシアで生産(日経・11面)

[ひとくちコメント]

いすゞとホンダの自動車メーカー対決は、いすゞに軍配が上がった。東京ドームで連日熱戦を繰り広げてきた都市対抗野球は、きのう決勝戦が行なわれ、いすゞ(藤沢市)がホンダ熊本(大津町)を2-0で破って初優勝した。

主催の毎日が優勝の喜びを分かち合ういすゞチームのカラースナップを1面で大きく掲載。スポーツ面、社会面などでも詳しく取り上げている。

トラック市場の低迷で経営が悪化しているいすゞはリストラ策の一環として今季限りでバスケットボールチームとともに野球部も休部を決めている。それだけに、決勝戦の模様は、これまで地味な扱いだった毎日以外のライバル紙でも「初の頂点、最後の祝杯、社員に勇気贈った」(朝日)、「悲壮感とは無縁だった。最後の東京ドームでも“のびのび野球”を貫いた」(読売)などとスポーツ面や社会面で大きく報じていた。

ちなみに、昨年優勝した河合楽器も休部している。野球部は消えても会社だけは生き残って欲しいものである。

《福田俊之》

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