兵庫県警は1日、神戸市内で交通トラブルを巡る言い争いから、ドライバーが水鉄砲のようなもので襲撃され、目の痛みを訴えて病院で治療を受けるという事件が発生していたことを明らかにした。警察では傷害事件と認定し、逃げた男の行方を追っている。
警察の調べによると、事件が起きたのは8月31日の午後9時30分ごろで、神戸市中央区小野柄通を走っていたクルマのドライバーから「進路で揉めた若い男から水鉄砲のようなもので液体を顔面にかけられた。目が痛い」との110番通報が寄せられた。警察官が現場に急行したところ、通報者である44歳の男性と、男性のクルマに同乗していた30歳の女性が目の痛みを訴えており、病院に収容した。
男性の話によると、同日の午後9時15分ごろ、見知らぬ若い男とクルマの進路を巡るトラブルとなり、相手のクルマが男性のクルマの進路を塞ぐ形で停止したため、窓を開けて抗議しようとしたところ、水鉄砲のようなもので液体を顔面にいきなりかけられたという。水鉄砲で液体を噴射した男は、男性らが痛みでひるんだ隙に自分のクルマに飛び乗り、神戸港方面に逃走していったという。
噴射された液体はその後の調べで「海水のようなもの」であることが明らかになったが、警察では「交通トラブルを発端とした悪質な傷害事件」とみて、逃げた男の行方を追っている。
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