ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『Cクラスステーションワゴン』を一部改良して29日から発売した。
今回の改良では、4気筒モデルに新開発のスーパーチャージャー付1.8リッターDOHC直列4気筒エンジンを搭載した。このエンジンは高強度アルミシリンダーヘッド・クランクケースにより軽量化を図るとともに、吸排気双方を制御するバリアブルバルブタイミング機構やスーパーチャージャー機構を改良して従来よりも排気量を小さくしながら出力・トルク、燃費経済性をアップした。エンジンの振動や騒音を低減するバランサーシャフトも追加した。
このエンジンには基本コンポーネントを同じにしながらコントロールユニットのチューニングにより出力性能に違いを持たせた2種類のタイプを用意した。通常タイプを『C180コンプレッサーステーションワゴン』に、高出力タイプを『C200コンプレッサーステーションワゴン』に搭載した。
また、『C320ステーションワゴン』、『C32 AMGステーションワゴン』にカットのないクリアレンズを採用したバイキセノンヘッドランプを装備した。ハンズフリーテレフォン機能やVICS対応DVDナビゲーションオーディオの機能をセンターコンソール内の液晶画面に統合したマルチファンクションコントローラーを『C240ステーションワゴン』を標準装備した。
価格はC240ステーションワゴンが30万円アップした以外は据え置いた。