米国株安と1ドル=117円台への円高進行を嫌気し、全体相場は続落。自動車株もほぼ全面安となった。
トヨタ自動車が前日比35円安の2995円と続落し、再び3000円台を割り込んだ。中国の第一汽車と計画する天津新工場では高級セダン『クラウン』を年間3−5万台生産する計画。さらに、今秋から自動車向け情報サービス「G-BOOK」を開始すると発表した。材料には事欠かないが、市場全体の流れには逆らえなかった格好だ。
日産自動車、ホンダも反落し、富士重工業、マツダもさえない。その中で、三菱自動車工業が続伸し、ダイハツ工業、日産ディーゼル工業がさえない。
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