初日スタートした86台は、最終日朝には50台に減った。マールボロ三菱ラリーアートのデルクールは前日に比べいくぶんパフォーマンスダウン。SS20まで総合8位を維持していたが、SS21でサインツ(プジョー)にかわされて総合9位のゴール。
デルクールは「エンジンのブーストが弱くなり出力が下がってしまった。全体としては良くなっている。一歩一歩ね。とりあえず次戦サンレモに向けて改良のテーマも見つかった」と、次はもっと実力を見せられると期待している。
チーフエンジニア、ベルナール・リンダウアーは『ランサー・エボリューションWRC2』の改良の進み具合について、「ターマック路面でのパフォーマンスが良くなった。トップグループにも近づいている。でもこれはターマックでのWRC2改良の第一歩にすぎない。サンレモの前に1週間のテストを計画している」と話した。
チームマネージャー、デレック・ダウンシーは「クルマにとっても人にとっても難しいラリーだったが、特にデルクールの第2レグでのタイムは、満足のいく終わり方ができた」と言う。
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