誰もいない交番を襲撃して示威行為? ---暴走族か

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19日未明、京都市西京区内の交番が暴走族とみられる5〜6人の集団に襲われ、外壁の一部を破壊するという被害を受けた。当直の警察官は事件当時パトロールに出て交番を離れており無事だった。

警察の調べによると、事件が起きたのは19日の午前3時ごろで、匿名を名乗る男性から「5台程度のバイクに乗った暴走族が大枝北沓掛町の交番を襲撃している」という通報があった。当時この交番に勤務する警察官は定時パトロールに出ており、交番は無人の状態だったという。

司令センターからの連絡を受けて警察官が交番に戻ったところ、外壁の石膏ボードが鉄パイプのようなもので叩き壊されていることを発見した。被害はボード2枚相当で、ガラス等に損傷はなく、交番内部に侵入された形跡も無かった。

警察では器物損壊容疑で現場から逃走した暴走族グループの行方を追跡しているが、通報者も襲撃グループと何らかの関連がある可能性も高いとして割り出しを急ぐ方針。現場は京都市北部のニュータウンで、暴走族が活動するようになったのはつい最近のことだという。

《石田真一》

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