ドイツ・アウディ社が発表した2002年1-6月期中間決算によると税引き前利益が前年同期比17%減の5億6500万ユーロ、税引き後利益が同18%減の3億8600万ユーロと大幅減益になった。
欧州を中心にした景気低迷や販売管理費の増加、相次ぐ新型車開発で、開発費がかさんだことが原因だ。
イタリアの販売子会社アウトゲルマを含めた売上高は同1.6%減の112億4000万ユーロとなり、減収となった。成長が続いてきたアウディが減収となったのは9年ぶり。
2002年12月期通期は、売上高、利益ともに前年並みに戻すと予想している。