フォードは大型SUV『エクスカージョン』の生産を2004年モデルイヤーで終了する方針。エクスカージョンは1999年に発表されたが、当初からサイズが大きすぎる、燃費も悪すぎる、と批判されてきた。
エクスカージョンは重量が実に8500ポンド(約3850kg)で、連邦政府の定めるライトトラックの枠からも外れていた。このためメーカーごとの燃費総量規制からも外れ、同じく大型SUVであるシボレー『サバーバン』などと比較しても排ガス中の有害物質が2倍、と報告されていた。
エクスカージョンは1台あたりの利益が1万ドル期待できる車だったが、昨年から売り上げも落ち込んでいた。環境保護団体から非難のやり玉に挙げられてきたエクスカージョン、カリフォルニアが排気ガス中のCO2規制を打ち出す時代にはやはり生き残れないようだ。
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