今国会で、民主党議員らが出している「道路交通法の一部改正案」の継続審議が決定的になり、オートバイの高速道路2人乗り解禁が遠のいた。同様の法律案は自由党議員も出しているが、いずれも野党単独で審議の優先度合いが低いうえ、法律を審議する衆議院の内閣委員会が個人情報保護法案を抱えており、今国会での審議入りは絶望的だ。次回以降の国会でも、他の重要法案に押されて“たなざらし”になる可能性が高い。