警察の好き勝手にはさせない---広島の暴走族が突然の活発化

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広島県警は25日、県警本部内に120人体制の暴走族対策チームを設置したことを明らかにした。5月に入ってから鎮静化の動きを見せていた広島市内の暴走族が、先週末から突然その活動を激化させたことが理由だという。

広島市内を拠点に活動する暴走族グループは、広島市が追放条例を制定し、5月からは罰則も適用したことにより、これまでは週末の恒例行事だった集会なども確実に減少している。大規模イベントの際に行われてきた示威行動についても、ゴールデンウィーク中に行われた「ひろしまフラワーフェスティバル」、6月上旬の祭り「とうかさん」でも、目立った行動がなく、広島県警が事実上の勝利宣言を出すなどしていた。

ところが22日深夜から23日未明に掛け、広島市中心部で二つの集団による大規模暴走が行われ、警察が把握しているだけで32台、約50人が暴走行為を繰り広げた。ここ最近は暴走自体も減少傾向にあったため、警察も警備体制を縮小しつつあったが、正にその隙を突かれた形となった。

そのため、県警では改めて120人体制の専門チームを用意。暴走行為は例年通り夏に向けて活発化するという予測を立て、取り締まりに当たることとなった。また、今年からは直接検挙ではなく、追尾するパトカーや各交差点に配置した捜査車両から撮影したビデオ画像などを基に、後日に検挙するという方向に改めていくとしている。

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《石田真一》

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