三菱自動車の園部孝社長は18日に都内で開いた新型トラックの発表会見で年末までにトラック・バス部門を分社化するかどうか結論を出す考えを明らかにした。
同社のトラック・バス部門は昨年春にダイムラークライスラーとの提携を決めた。これ以前は乗用車がダイムラー、トラック・バスはボルボを提携先としていたことから、トラック・バス部門は分社化する方向だった。しかし同部門の提携先がダイムラーとなったことから分社化の必要性は薄れている。
とはいえ三菱は「ふそう」ブランドを質実ともに自立化させたいと考えている。社長がダイムラー出身のロルフ・エクロート氏に交代することもあり、トラック・バス部門は日本人社長で…という思いが強そうだ。
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