部下の飲酒運転事故は上司の責任---山梨県都留市で市長ら3人減給

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山梨県都留市は6日、同市の健康推進課の課長補佐が酒気帯び運転で事故を起こし、危険運転致傷罪で送検されたことに関連し、この職員の上司や市長などの3人を監督不行届きを理由に減給処分に科すことを明らかにした。課長補佐は4日に辞職願いを提出し、同日付で受理されている。

問題となった事故はゴールデンウィーク中の5月5日に発生した。非番中の課長補佐が自分の所有する乗用車を運転し、都留市内の県道で信号待ちのために止まっていたワゴン車の後部に追突したというもの。この事故でワゴン車に乗っていた12歳の少年が全治1週間程度のケガを負っている。

警察では課長補佐が酒気帯び状態であったことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)と業務上過失致傷容疑で検挙したが、アルコール含有量が多かったことから、危険運転致傷罪に容疑を切り替え、先月末に書類送検した。

この事態を受け、都留市では課長補佐の上司2名(市民部長、健康推進課の課長)に対し、監督不行届きを理由に減給20分の1を1カ月とする処分を検討したが、小林義光市長が「私の責任でもある」として市長報酬の減額を申し出たため、10分の1減額の処分も合わせて実施することになった。

問題の課長補佐は減給処分が具体的になった今月4日に依願退職願いを提出し、同日付けで受理されている。★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まりだ!! 春夏の新製品では4社から投入されたHDDモデルに注目。それぞれ新メディアを活かしたアイデアを満載する。---

《石田真一》

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