F1オーストリアGPにおいてゴール寸前に1位を走っていたバリケロが、後続のシューマッハに勝利を譲ったフェラーリのチームオーダーについて、読者からの反響が。ビジネスとしての事情はわかるが反対、という意見が多い。以下、メール到着順。
■ヤクザ猫さん
ああいうのは八百長というんじゃないですか? あれがチームオーダーとかいう戦略だとFIAまで認めるなら、八百長レースを公認するってことになるんじゃないですかねぇ。ま、私としてはフェラーリに抗議する意味で、「F60」の注文書にはサインしないことに決めましたよ。ハイ。モンテゼモーロ社長も解ってくれると良いんですがねぇ。
■じゅんさん
シューの独壇場の今を考えると、必要のないことだと思います。むしろ、バリケロにランキングで2位をとらせた方が、1-2位独占という、盤石の結果を見せつけることが出来るかと思います。
ただ、ドライバーズランキング=商品という企業理念で考えれば、シューとも色々ライセンス契約を結んでいるフェラーリからすると、過去最高の通算勝利数、ポイント数、年間勝利数etcと付加価値が増えることで、フェラーリの企業価値を宣伝する材料が増えるし、まして、向こう何十年かを見ても、すくなくともなかなか更新できそうもない記録であることからすると、やはりここで企業理念を優先させるべきとなったのかなーと思いました。
なによりもそれを達成したときに、フェラーリだけではない、BSほか様々なサプライヤーやスポンサーも何十年かにわたり広告に利用できるし、その価値たるや莫大な物があると思ったからです。
スポーツを支える企業が亡くては成り立たないのが現実ですが、理念ばかりを優先させすぎると今回のように批判の対象にもなり、かつ、F-1、強いてはモータースポーツというカテゴリー自体が見放されかねないので、出来る限りはして欲しくないと思いました。
■T. S. さん
個人的な意見としては、やるべきじゃなかったと思う。いっぽうチャンピオンシップのことを最優先に考えるフェラーリの言い分もわかる。しかし、F1はスポーツで速いドライバーが勝つ、という前堤を裏切ったフェラーリの罪は重いと思う。あのレースで一番速かったのは間違いなくバリケロだった。私は、反対。
■無記名
確かに良くはない。でもこれがモータースポーツ。ビジネスがあって成り立つスポーツです。しかし、こんなことしなくてもミハエルはチャンピオン取れるって。