米大手ハイテク企業の好決算、公的年金の買いへの期待が高まり、ハイテク株を中心に全体相場は続伸。前日に続き、自動車株は上げる銘柄が目立った。
日産自動車が前日比26円高の924円と3日続伸し、4月8日以来の900円台回復。追突事故時の衝撃を緩和する「アクティブヘッドレスト」の標準装備を2005年度までに実施し、日産車1万台当り死亡者・重傷者数を2015年に1995年(15.3人)比半減すると発表。安全対策への取り組みが評価した買いを集めていた。
いすゞが4円高の86円と続伸し、出来高は日産の5位を上回る市場第3位に急拡大。米系証券が投資判断を引き上げた模様で、まとまった買いが入っていた。マツダも続伸し、富士重工業、スズキもしっかり。
トヨタ自動車は、アイシン精機と共同で家庭用燃料電池コジェネーレーションシステムの開発したと報じられたが、株価は変わらず。ダイハツ工業が続落し、三菱自動車工業がさえない。