日本自動車工業会が28日発表した2月の自動車輸出実績は、前年同月比で10.9%増の37万6275台となり、2カ月連続でプラスとなった。アメリカ向けが18%の大幅増となった。
車種別では乗用車が10.7%増、トラックが12.4%増といずれも増加した。地域別ではアジアが2割減と9カ月連続のマイナスとなったが、EU、アメリカ向けはそれぞれ0.5%、18%の増加と、いずれも2カ月連続で前年同月を上回った。
メーカー別では日産ディーゼル工業をのぞく全メーカーがプラスとなった。トヨタ、日産、マツダ、ダイハツ、日野が2ケタの増加となっている。