日曜日の27日にパリでニューマシン「R202」の発表会を行ったのがルノー。ルノー哲学の心臓部にしてルノーのロード・カー誕生の地、ルノー・テクノセンターで開催されたセレモニーには1000人を超える観衆が集まった。92年から6年連続でエンジン・サプライヤーとしてタイトルに輝いたルノーにだが、ワークスとしては85年以来の復帰となる。
「F1に復帰したのは100%ルノー・チームで勝利を収めるため。今年はトップ4に入れなければがっかりだ。できるだけトップチームに近づき、来年には何勝かしたあと2004年にはタイトル争いできるのが目標」とルノー・チェアマンのパトリック・フォール。
ルノーのチェアマン兼CEOのルイ・シュバイツァーは、「F1への挑戦を通してルノーの心である『情熱、大胆さ、革新』を表現していきたい」と語った。