地方自治体の圧力に屈した? ---JHが工事中止を撤回

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日本道路公団(JH)は23日、年度末までに予定していた13件、総額200億円規模の補修工事などを実施することを表明した。この工事については、政府が国費投入を見送ったために一度は中止を表明したもの。それがわずか数日で撤回されてしまった。

JH側では工事を再開することに至った経緯として「2002年度に1500億円規模で予定していた財政投融資機関債を発行することが決まり、資金調達のメドが立ったため」と説明しているが、実際には自民党内の抵抗勢力や道路族、新規道路の建設を進めている地方自治体などからの圧力が予想以上に強く、これに屈服する形となったという見方が強い。言葉は換えているが、ようするに借金を増やしただけで、それは将来的に利用者負担に跳ね返ってくるものだ。

政府側も23日の定例会見で「JHの措置は工事中止でなく、延期するというニュアンスにすぎなかった」と強調したが、一度「やらない」と決めたことが、数日で「やっぱりやる」になるのはちょっとマズイのでは?
《石田真一》

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