【新聞ウォッチ】『プレミオ/アリオン』発表会で張社長も思わず言葉を……

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月26日付

●円安加速、政府「容認」自動車業界は「歓迎」マック価格戦略再検討(読売・9面)

●12月のガソリン、1リットル100円の低水準(読売・10面)

●ホンダの吉野浩行社長「アシモの海外人気に上機嫌」(産経・6面)

●東京都税制調査会、自動車クリーン化、メーカー課税を提言(産経・25面)

●「コロナ」「カリーナ」さようなら、トヨタ、セダン強化へ名前一新(毎日・8面)

●新日鉄と仏ジュノール、来年にも自動車鋼板、米国で共同生産(日経・1面)

●ブリヂストン、来春から執行役員制を導入(日経・11面)

●三菱アルミと日産系部品メーカーのユニプレスがアルミ部品で新会社設立(日経・13面)

●日産、ミニバン「セレナ」の改良車種発売(日経・27面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が新型セダンの『プレミオ』と『アリオン』を発表した。プレミオは1957年に初登場した『コロナ』、アリオンは70年に発売された『カリーナ』の後継車種で、これまで450万台を販売したコロナと342万台売ったカリーナはこれで打ち止めとなったわけだ。

きょうの各紙も「…さよなら」(毎日)、「伝統の車名『コロナ』40年で幕」(読売)、「コロナ“歴史のガレージ”へ」(東京)などと、高度成長期から多くのマイカーファンに親しまれてきた“名車”が姿を消す話題を中心に取り上げている。

発表会の記者会見で張富士夫社長は「長い間、名前は同じでも、クルマの内容はすっかり変わってしまった。名前一新で、新たな需要を喚起したい」と、新顔への期待感を述べていた。だが、冒頭では言葉を詰まらせながら「プレミオ」を「プレミア」と読み間違えるシーンもみられた。コロナがデビューして間もなく張社長もトヨタに入社(1960年)しただけに、伝統の車名への思い入れもひとしおのようだった。

《福田俊之》

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