東京地検は13日、今月5日に脱税容疑で逮捕された野村沙知代容疑者を地検に任意同行する際、乗っていたクルマの運転席から報道陣に向かってVサインをした地検技官を厳重注意処分、上司の総務課長を注意処分にしたことを明らかにした。
これは今月5日、脱税容疑ですでに逮捕されている野村沙知代容疑者を都内のホテルから、東京地検までの任意同行を求めた際、乗っていたクルマ(トヨタ『エスティマ・ハイブリッド』)の窓から報道陣に向かってVサインを行ったというもの。7日付けの『東京スポーツ』の1面にその様子が掲載され、物議を呼んでいた。
関係者への処分は東京地検事務局長名で11日付けで行われているが、その理由は官職全体の不名誉になる行為に当たる」というもの。サッチーを検挙できたことがうれしかったのか、それともまだまだ珍しいハイブリッド車を運転できたことがうれしかったのかは不明だが。