【新聞ウォッチ】小泉首相、“2億円エコ・カー”試乗の感想は……!?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年12月13日付

●日産、自動車機器のニッキ株をソニーなどに売却(朝日・10面)

●電通が今年のヒット商品分析「一人内二極化」がカギ、5千円のメガネかけ高級車でドライブ(朝日・10面)

●小泉首相表明、セーフガード「粘り強く交渉」を(朝日・13面)

●マツダのマーク・フィールズ社長講演「ITは単なる道具だ」(東京・8面)

●新日鉄と住友金属提携強化を発表(東京・9面)

●歪んだ自動車税(下)、重量税還付制度の創設「リサイクル拡大にも効果」(産経・9面)

●ドイツ証券のいすゞ株売り注文ミス「警告機能解除していた」(読売・8面)

●日経調査、2001年ヒット商品番付、ホンダ「フィット」は前頭(日経・3面)

●来年度税制改正固まる「税制優先、経済に水差す」(日経・3面)

●11月の中古車登録台数1.4%増(日経・13面)

●21世紀最初の年を象徴する漢字は「戦」(日経・38面)

●シトロエン「C5」に欠陥、リコール届け出(日経・38面)

ひとくちコメント

小泉首相にとって初の年度改正となる2002年度税制改正の骨格が固まった。きょうの日経など各紙が大きく報じている。注目の発泡酒、たばこ増税は、二転三転のうえ見送られ泡と消えたが、連続納税制度を選んだ企業グループに付加税を課すなど目先の増収確保を優先、税制の抜本改革によって経済を活性化させようというねらいはぼやけたといえる。

自動車関連諸税については、産経が「歪んだ自動車税」というタイトルで3回の連載で詳しく取り上げているが、最終回のきょうは「重量税還付制度の創設」。また、「低公害車の自動車取得税免除」というこれまでにない大胆な改革案が出されたのも今年の特徴でもあるが、なかでも地球環境にやさしい低公害車として実用化が待たれるのが燃料電池車だ。

空模様が気になるが、きょうは昼から国会内で超党派による試乗会が予定されている。メーカー側から張富士夫・トヨタ社長はじめ、カルロス・ゴーン日産社長らも顔を揃える。小泉首相も「2億円のエコ・カーに乗れる」と楽しみにしているそうだが……。

《福田俊之》

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