ホンダは来年早々にも『フィット』の生産をさらに拡大する。同モデルは11月の車名別販売台数で『カローラ』を抜き首位を獲得する好調さ。さらに受注残もあるため増産で連続首位を狙う。
ホンダはこれまでも生産ラインの能力引き上げを図り、フィットの受注増に対応している。しかし、今月発売する新型車『モビリオ』もフィットをベースとしたモデルであるため、同じラインでの生産となる。このため生産車種の調整によりフィットの生産量を確保する。
フィットはホンダの鈴鹿製作所で『キャパ』や、軽乗用車『ライフ』、『ライフダンク』などと同一ラインで生産している。これをフィット専用ラインとすることで月間2万台から2万3000台の生産量を確保する。今月発売するフィットベースの新型車もこのラインで生産する。