警察官だって嘘はつく、だけどその理由がお粗末すぎて……

自動車 社会 社会

栃木県警は5日、飲酒運転を隠そうと、虚偽の盗難届けを出そうとしたといて、黒羽警察署の刑事課に所属する30歳の巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)、軽犯罪法違反(虚構の申告)の各容疑で書類送検し、同日付で懲戒免職処分にしたことを明らかにした。

県警監察課などの調べによると、この巡査部長は非番だった先月23日、高校の同窓会に出席し、宇都宮市内の飲食店などでビールを中ジョッキで5杯、カクテル2杯、冷酒2本などを飲み、そのまま翌24日の未明、自分のクルマで帰宅しようとした。その際、宇都宮市の市道を走行中、後方から走ってきたパトカーに発見され、停止を求められたが逃走。最後はクルマを放置して徒歩で逃げた。

警察ではナンバーから所有がこの巡査部長であることを把握したが、巡査部長は翌朝になってから、宇都宮中央署に出頭し「2人組の男に路上で襲われ、金品やクルマを奪われた」と申告した。被害届けを書くために当時の状況を聞こうとしたところ、あいまいな点が多く、内容も二転三転したため、その点を追求したところ、嘘であることが発覚した。

取調べの際、この巡査部長は「クルマが盗難されたことにすれば、自分の責任にならないと思っていた」と供述していたという。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集