あれこれと削らせていただきます---フォード新体制は「痛みを伴う」

自動車 ビジネス 企業動向

新しい会長の元での新体制の綱領が数カ月以内に発表される予定のフォードだが、その門出は「痛みを伴う」ものになりそうだ。

すでにフォードではニュージャージー州エディソンのピックアップ生産工場で、これまでは2シフトだった勤務体制を1シフトに移行する、などのリストラ策を発表している。リストラは単に従業員の整理にとどまらず、ホワイトカラーの従業員への年金プランの一部削減、組合に加盟していない従業員への健康保険補助の廃止などが含まれる、と見られている。

ビル・フォード新会長はこれらのリストラ策について、「痛みを伴うが現在の会社にとって必要なもの」とし、なんとか2002年度の業績を向上させることが目前の課題、と強調している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集