警視庁で「アレ」が復活---規則で昔ながらの名前で呼べません

自動車 社会 社会

警視庁は22日、1994年3月末で廃止された木製警棒を12月から復帰させることを明らかにした。歳末警戒強化の一環で、都内の交番を中心に1700本が配備されるという。ただし、正式名称は「警棒」でなく、新たに命名された「防護棒」となる見込み。

警視庁では、1996年4月に現行の制服を採用した際、警棒を金属製の伸縮式に変更。これを警棒として正式規定している。そのため、今回採用される木製のものについては警棒という名称を使うことができず、別の名前を使うことになったもの。

今回採用が決まった防護棒は、1996年3月まで正式使用されていたものより若干長めに作られており、滑り止めを目的に剣道の竹刀に用いる“つば”が手元にプラスされている。このため、見た目にも警棒という感じではないようだ。12月までに1700本を用意し、繁華街の交番などを中心に集中配備を行う。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集