テロ事件、炭疽菌騒動などの影響で、一時開催が危ぶまれていた東京モーターショーだったが、2日間に及んだ「プレスデー」も大きな混乱もなく終了。あとは27日からの一般公開を待つばかりのようだが、それでも、会場周辺の警備を受け持つ千葉県警がピリピリしているのが、26日の特別招待日。
開会式や祝賀レセプションが中止になったとはいえ、この日は、世界各国のVIPが大挙して見学に訪れる予定になっているからだ。県警本部の関係者によると、開催地の堂本暁子知事はともかく、ベーカー在日米国大使のほか、オランダ大使、インド大使らもリストに挙がっているという。
今世紀最初の東京モーターショーを待ち望んでいるファンは「不測の事態が起こらなければいいが……」とお祈りするしかない。