富士重工業は、軽自動車『プレオ』を一部改良して発売した。今回の改良はDOHCスーパーチャージャーエンジン搭載モデルのRSの走行性能を向上させたり、LSも加えてスポーティモデルのエクステリアを一新し、燃費、排ガスの環境性能や安全性の向上を施した。また、仕様・装備の充実、新ボディ色の展開など、市場の要望に細かく対応した。
具体的な改良点では、RSとLSでフロント、リヤのバンパーのデザインを一新するとともに、新形状のグリルを採用、インテグレーテッドフォグ&ターンランプやカラードサイドスポイラー、カラードドアミラーを採用した。
RSはフロントクロスメンバーの強化やフロントスタビライザーの形状変更によるサスの剛性の向上、7速スポーツシフトi-CVTのシフトスケジュールやマニュアルモードの変速比を変更してスポーティな走りを実現した。ダイハツの『MAX』や三菱自動車の『eKワゴン』など、軽自動車の新型投入が相次ぐなかで、新型の無い富士重はプレオの一部改良で対抗する。