ニューヨークとワシントンでのテロが起きてほんの数時間後、全米各地でガソリン価格が高騰する現象が見られた。ガソリンの買いだめに走る人も多く、中には長い行列のできるガソリンスタンドも。
ガソリン価格の高騰はほとんどパニック状態で、カンザス州で1ガロン4ドル、オクラホマ州では6ドルの値をつけるところも現れた。(通常は2ドル前後)これは各ガソリンスタンドのオーナーが「次の入荷がいつになるかわからない」と過剰反応を示したため。
ついに火曜日の夜には連邦議会でガソリン価格の急騰を防止する話し合いまで行われ、翌日にはエクソンモービルなどが「ガソリンは十分にある」と異例の声明を出すことになった。しかしまだまだガソリンの価格を釣り上げようと言う小売店の動きは止まず、しばらくは安いスタンドに長蛇の列、という現象が見られるところも多くなりそうだ。