3日発売の写真週刊誌『フライデー』は「欠陥を告発、三菱自動車のシャリオグランディスから炎が吹き出した---リコール隠しの教訓は生かされていない」と題して、『シャリオグランディス』から炎が吹き出した写真を掲載した。
記事によると新潟の田中幸子さんが、セルフスタンドで給油しようとして給油キャップを緩めた瞬間、大きな炎が吹き出した。それを三菱のディーラーに相談した結果、メーカーが「静電気による出火の可能性が高い」との説明を受けたとしている。
しかし、記事ではシャリオの給油口のアップと『カローラ』の給油口のアップの写真を掲載、カローラは非金属の黒い部品が使われているが、シャリオの給油口は金属がむき出しになっていると説明。東海大学の菊池教授の話をもとに、給油口が樹脂になっていないことが発火の原因と指摘している。これに加えて、ホンダや日産、トヨタが給油口周辺には電気の通りにくい材質を使って静電気引火に配慮していると説明、三菱との食い違いを浮き立たせている。果たして本当に三菱車は問題なのだろうか??