トヨタグループの自動車部品サプライヤーである豊田工機は21日、GM(ゼネラル・モーターズ)に油圧式パワーステアリング用のポンプを供給することを明らかにした。キャデラックチャネルで発売する高級車に搭載されるという。
今回、供給されることになるのは、アルミ材を多用して軽量化した『P4』と呼ばれるもので、キャデラック『キャテラ』に搭載されるという。トヨタとGMは協力体制を強めているが、豊田工機からの部品供給は今回が初めて。
供給を行うのは同社のアメリカ子会社である、トヨダ・TRW・オートモーティブで、年間7万基の出荷を予定している。